2013年7月7日日曜日

今日のエル・スール 3



7月7日、Özlem Ağırman - Hayat Veren Nağmeler が入荷したというのでエル・スールへ行く。すでに店に入るとÖzlem Ağırman 男性説が囁かれていた。注文したオイラもこんな写真が豪華に使われたCDとはシラナンダ。確かに男性説を頷かせる写真もあるし、個人的な意見からすれば男性であってほしい。ゼキ・ミュレンより数段キレイだし。でもなぁ~、以前ツイッターで彼女にリツイートされて、このブログも知られているのだ。まぁ、日本語だから...いや、わからないぞ。オイラ、彼女!大好きです!

右のCDは知りませんでした。KALANからのブツで以前も入荷していたらしい。常連のお客さんのほとんどはすでに購入済み、みたいです。古典路線のおばさんですが、なかなかよいですよ。



ギリシャ、ディモティカ女性歌手のCDも何点か入荷していました。知らない巨乳歌手とか気になるCDはありましたが、やっぱりこれでしょう!アレッティちゃんの新譜のようです。と、店長が言ってました。企画盤なのかよくわかりません。が、今までの彼女の作品とはちと違う路線で、トルコ~バルカンよりな曲あり(まだ、全部きいてない)です。よくしらないクラリネットのおじさんとのコラボなのかわかりませんが、これはファンならずとも見逃せない作品です。ジャケが何を意味するのかさっぱりわかりませんが、下半期注目の一枚でしょう!




2013年6月3日月曜日

今日のエル・スール 2


6月2日エル・スールレコーズへ行く。

「まいど!」と言ってドアを開け、ふとカウンターを見ると店長が遅い昼食をとっている様子だった。注意してみると市販の弁当ではなく、奥さんに作ってもらった弁当のようで、のり便だった。店長とは20年以上の付き合いがあるが、こんなに美味しそうにのり便を食べてる姿を見るのは初めてだった。のり便食べながら店番している姿が何とも眩しかった。

シャバコのツイートを観てカンボジアのCDが入荷したようなので、急いで電話し何とかハム・シーヴォン(女)&イエン・シトゥル(左)のブツは押さえた。歌はそこそこ上手いし演奏もいい、まぁいい作品ですけどもう少し刺激がほしいと言ったら贅沢だろうか...

オヤジなオイラがオヤジのグループ、マラヴォアに何を期待するのか。今さら進化や驚きは期待していないわけで、「心地よさ」彼らに期待するのはそれだけなのだ。2CD+DVD(右)、トニー・シャッスールのVoが印象に残った。日本来日時はフレンチカリブ界の王子様+イケイケ感が漂っていたが、さすがにおっさんになった今、いい味出している。お疲れ気味のラルフ・タマール、どこか元気のないピポと比べるとなかなかよろしい。CD2の9曲目「LA FILO]なんかは日本来日時を彷彿させてくれる。40人からなるシンフォニーオーケストラがこのグループに必要かどうかは好みが別れるところだけど、オイラは素直に楽しめた。



この間、カセ男とシネ・マレーシアで映画を見た後、飲んで話していたけど、「ネティどうです」「ネティねぇ、別にねえ、買ってないし」そんな話をした。それほどの歌手とも思っていないし、3000円も出してCD買うほど余裕はないのだ。と思っていたら上記トゥティのアルバムがいいので手が出た。エル・スールのサイトであがっているMVは参考クリップなので、演奏の方はもっと凄くシンプルかつ力強く、彼女の歌もそれに呼応している。このレーベル史上一番の出来じゃないだろうか。ノスタルジックであるが現在進行形のクロンチョン・アルバムといっていいだろう。クロンチョン界の由紀さおり、満を持しての登場である。57歳の彼女、オイラの許容範囲であることは言うまでもない。


そうそう、以前エル・スールで購入したタイ、テンガロンハット3兄弟の一人のこのおっさん(名前忘れた)もなかなか最近愛聴している。上記インナー写真もイカしていた。





2013年4月22日月曜日

続・トルコ美人歌手を追え!1

Özlem Ağırman - Hayat Veren Nağmeler



一時期の佳作ラッシュも少し落ち着いてきた感のあるトルコ美人歌手達。それなりに新譜は出ているのだけど、どうもピュッ!と来るものがない。と思っていたら上記作品に出逢った。基本的にはサナートアルバムだけど、あの胃がもたれそうなコッテリ臭は少なくVOはわりとあっさりしていた。Ebru Yaşarもサナートのアルバムを出していてその後に聴いたからよけいに本作は良く聞えてきたのかもしれない。


容姿もタイプだけど、この裏ジャ毛が気に入った。まだPVはあがっていないようで、できればこの衣装での映像を望みたい。エル・スールに入荷するだろうか...お願いしたい。


 
もうじきエル・スールにも新作が入荷すると思う美人熟女ハルク歌手Münevver Özdemir のこの映像すきやねん!「どこが?」って最後の落ちてきたハンカチを拾って匂いをかいで帰るシーン。オイラもやりたいのだ。ちなみに上記映像は旧作とおもいます。

2013年4月21日日曜日

あの日のジャカルタから...


ジャカルタ在住の知人が写真を送ってきてくれた。ジャカルタ、アグス・サリム通りにあるDUTA SUARAというCDショップの現在の写真だ。CDショップ?オイラが通っていた80年代終わりから00年代はカセットが主流だった。この店に行けば今何が流行っているか、何が新しいのかがわかるアンテナ的な店だった。この店があるから近くに宿を取ることも何度もあった。一日数回は訪れ全ての音楽ジャンルをチェックする。それほどインドネシアの音楽が魅力的な時代だった。

上記写真を見て驚いた。あの頃の面影がないのは仕方ないとしても、オサレやん!こんなオサレな店で売っているCDがはたして面白いのか。店の近くで海賊盤を売っている屋台はないのか。なんか通り自体も整備されているみたいだ。経済成長を反映しているのかもしれないけど、オイラが2000本のカセットは買ったと思われるあのDUTA SUARAは遠い昔なのだ。


ちなみに店内はこんな感じだ。何か店員がきびきびと働いてそうだ。オイラが通っていた時代はなぜか店員が座る椅子がいくつかあって休んでいるし、おしゃべりしているし。その光景が微笑ましかった。探しているカセットは知らないが「これはオススメ」と言われて買ったものにロクなものがなかったのも楽しかった。だいたい店内が明るすぎるよ!面だしはわかりやすくていい。しかし汚い格好していけないよな。



オイラが最も通っていた95年ごろ、すぐ隣には食べ物屋の屋台あり、海賊盤屋台あり、雑然としていて楽しい空間だった。実はこの向かい側にもカセット店(名前わすれたので仮名H店)があってよく通った。DUTA SUARAは最新の動向を知る上ではかかせない店だったが、デッド・ストックのカセットが少なかったのだ。誰もかわない時代遅れのカセットがH店にはあった。よく行くのでコーラを出してくれて、世間話しながらカセットを選べる最高のカセット店だった。いまはもうないと思う。ジャカルタでは最高のカセット店だった。

あの日のジャカルタから随分と月日が経った。店がオシャレになったように音楽もオシャレになったのか?すすんで今のインドネシアのポップスを聴く機会がほとんどなくなってしまった。DUTA SUARAもう一度行く機会があるだろうか。


2013年4月10日水曜日

プランテーションからの届き物!2



イ・パクサの知らない2CDが安かったので購入してしまった。実は探している曲があるので、もしやこのCDに入っていないかと期待した。ズズ、ズバリ的中!でもこのCD01年の発売なんだけど、そうか、オイラの探していた曲はそんなに古かったのか。まぁいいや。

「アジアの真実」「ガッツだぜ!」「別れても好きな人」「モンキーマジック」カバーというかめちゃくちゃにされていて楽しい。ダブ的な曲も入っていた。イ・パクサのダブ、カッコ良かった!しかしこれだけアホくさくて楽しく、何もかも忘れさせてくれる音楽は世界にそうはないはずだ。


探していたのはこの曲。そんなに古い曲だったのか。カラオケも付いてるので練習しよう!
 
 
 

イ・パクサのCDと一緒に台湾カセットのカラーコピーが入っていた。以前、エル・スール・レコーズでカセ男とアジアンカセット争奪戦をしたときに何本か入手したので、もういいかなと思っていたけど、ジャケを見ていたら欲しくなってきた。右下のオバチャンが気になる!




気になるのは中下かな。右側上下は名盤ですね。台湾山地民歌初体験したい方は是非に!
しかしプランテーションというレコ屋は面白い店だよね。

 
 
 

2013年4月9日火曜日

プランテーションからの届き物!1





高温多湿のインドネシア、実はレコードよりカセットの方が貴重だと思っている。とにかくよいコンディションで残っているものが少ないのだ。そんな貴重なカセットを現地で探してくれるプランテーションの店長には本当に感謝している。カセット探しにはそれなりのコネクションも必要だが、運とツキもなければならない...あの国では。

ベニャミンの見たことのないカセットを入手した。スンダ歌手Neneng Yetty S.とのデュエットもありのPop Sunda Jaiponganだ。ポップ・スンダの楽曲にジャイポン風なグンダンのバックをつけたもの。80年代に流行したPop Jawa JaiponやPop Betawi Jaiponなどと同じ流れのものと考えてよさそうだ。ただ、それらと少し違うのは大袈裟なアレンジやシンセを多用していなく、シンプルな楽曲が多くそこが心地よい。スンダ風味がよく活かされている。佳作と言いたい。



この曲もカッコイイ、どのカセットに入っているのか。

2013年4月6日土曜日

今日のエル・スール!1


 
4月2日エル・スールレコーズへ行く。

①シルベストレ・メンデス・イ・ス・コンフントのCDR②インドネシア音楽歴史物語 ③Aod Parquet (左)④Suda Srilumduan (右)の4枚を購入。

①は予想通りよかった。②エル・スールで買ってもCDRのおまけは付かず。せこいなぁ!もしかしてオマケのCDRの方が面白かったりして。全曲未CD化とかね。ダラ・プスピタ→ダラ・プスピータと表記するのは、ワルジナ→ワルジーナと表記するのと同じ理由なのかね。気持ち悪くてしょうがない。

③You-Tubeではライブ映像が沢山あるが、正直、こちらのCDの方がイイ。ちとダーオ・バドンみたいな歌い方で、決して上手いとは思わないけど、とぼけた味があります。太いベースラインが全体の音を引っ張っていくような演奏もナイスでしょう。

④のSuda Srilumduan嬢はインリーちゃんより苦労してるんじゃないか、という店長の話。以前も試聴したんだけど、ぴんとこなかった。PVを店で観ていたらだんだん馴染んできて購入。グラミーの作りには多少劣るかもしれないけど、それなりのクオリティはあるし、ピチピチ感よりシットリ感があってよろしい。